最後までやりきる


先週のサッカープログラムでは試合の際に前半で5点以上もの差が開いた試合がありました。

勝っているチームのメンバーはどんどん調子が上がっていく ↑↑

負けているチームのメンバーはやる気が無くなってきて、イライラしてきて ↓↓

そんな時、勝っているチームにはチームでの戦い方について声掛けをしてあげています。

「パスをもらうためにはどこに動いたらいい?」

「味方が取りやすいボールはどんなボール?」

「相手が目の前にいる時に点を取るには自分でシュート?パスを出してシュートしてもらう?」

気持ちに余裕が生まれているので、仲間(相手)の気持ちになって考えてもらったり、
状況判断の場面を切り取って説明して広い視野・選択肢が増えるよう考えてもらいました。



負けているチームには、

相手が強すぎる!味方が動いてくれない!絶対勝てない試合だからもうやらない!

と相手のせいにしたり、味方のせいにしたり、諦めてしまったりする子が多く

もう嫌だから、無理だから、先生、後半はチーム変えてよと言われます。

が、そこでチームを変えずに

「何でそんなに沢山点が入ってしまった?」→『守っていなかった』

「誰か守っていた?」→『誰もゴール前にはいなかった』

「味方と協力しようとしていた?」→『自分一人で点を取ろうとしていた』

と一点取られると負けているから取り返さなきゃとなってしまい

点を取る事に集中し、一人一人が攻撃に夢中になるが【点を取る=シュート】なので

ゴールしか見えなくなり焦ってシュート1択となってしまいます。

すると個人プレーになり、視野が狭くなる→味方が見えない

 →味方もボールが欲しいから全員攻撃参加で相手のゴール前に集まる→自分のゴール前には誰もいない

と悪循環に陥り失点を重ねてしまいます。

なので、一人一人にまずは自分が何をすればチームが勝てるか(負けないか)を考えてもらいました。

そう問いかけると『自分のゴールを守らないといけない』と答えが返ってきます。

そこに気付くとピンチになった時にはチーム全員で自分達のゴールを守り、

守ってボールを奪う事が出来ると全員で攻撃に転じる事が出来ます。

このチームは結果、後半の失点が大幅に減り自分達なりにやれる!と思ったのか

全員が諦めずに最後まで試合をやりきって1点取り返す事ができました!!!!

これは上手くいった例ですが、

自分で考えて、これ以上点を取られないためにやるべきこと(ゴールを守る事)をしっかり認識する事で

全員の意識が同じ方向に向きチーム力が高まったと考えられます。

全員の意識が同じ方向に向くと、その中で役割分担が生まれます。

ピンチの時には全員で走って戻って守るけれど、

自分はずっとゴールを守っているよ。

自分は相手のボールを取りに行くよ。

自分は誰かがボールを奪ったらパスをもらってシュートするために走るよ。

と子供達の中で話し合いが始まったり、周りの状況を見て判断したり

こちらも相手の事を考えて動けるようになりました



放デイに通う子たちは相手の気持ちになって考える事が難しいと聞きますが、

様々な角度からのアプローチで、子供達の中でいつか気づきや変化が生まれると良いなと思いながら支援しています。